萩焼の窯元 天龍窯のギャラリーです。様々な情報をお届けいたします

萩焼の用語

  

切高台~kirikoudai~

 萩焼の切高台は、萩焼が全国的に知られることによって、萩焼の特徴のように伝わっています。
 しかしながら、あくまでも、古くからの名残であって、近代ではその是非ではありません。
 切高台のいわれは諸説あります。
 最も知られているのは、『 庶民が、殿様への献上品である器と同等の物を使用することは恐れ多いので、切り目を入れて傷の入った器にした 』ということでしょうか?
 他にも『 器を運ぶのに、重ねて紐でくくって運んでいた当時、紐がずれないようにするために、器に切り込みを入れた 』というものや、『 火の通りをよくするために切込みを入れた 』あるいは、『 ただの装飾 』だったなど、様々でてきますが、実のところ確かなところはわかっていないというのが現状のようです。

  

丸高台~marukoudai~

 切高台とは異なり、一切の切り込みを入れていないシンプルな高台です。
 開窯のころは、朝鮮から伝わった高麗茶碗に似た器を作っており、その高台は切込みのない丸高台の器だったようです。
 そういった理由からも、もっとも有名な「切高台の説」も、核心には至らないようです。
 珈琲やカップ類など、洋食器系統の器を作る際には、切高台ではなく丸高台が主流なようです。

  

桜高台~sakurakoudai~

 高台部分の飾りとして誕生した一つです。
 高台を三か所切り、残した部部の中央を内側へ織り込むという手法は、江戸時代茶の湯の発展とともに広がっていきました。
 茶の湯の習わしの一つに、使い終わった茶碗を手に取り、ひっくり返して眺めるというものがあり、複雑に仕上げられた萩焼の高台は、茶席に花を添えていたといわれています。

  

割高台~warikoudai~

 高台分の飾りとして生まれた一つです。
 切り取って台座から外した高台を、形を整えたのち、大胆に、十字に切り込みを入れた、シンプルながら豪胆な高台です。
 他にも、高台部分を十字に作り、中を刳り貫いたりと、オリジナリティにあふれています。
 桜高台同様、江戸時代の茶の湯の発展とともに広がり、茶席に花を添えていたといわれています。

  

登り窯~noborigama~

 萩焼が伝わった当初から、今も使われている階段状の窯です。
 山沿いなどの傾斜を利用して作られているが大半で、薪を利用して一晩中(当窯の場合)火を焚き続けます。
 連動する窯が多ければもっと時間がかかることでしょう。
 現代では、様々な要因から、登り窯で商品を作られる方が、少なくなってしまいました。
 ガス窯や、電気窯で焼成すると、比較的同一の色合いが出来上がりやすいので、商品の販売という面ではメリットが大きいのですが、やはり登り窯特有の、光沢や色合い、雰囲気というものは出せないものです。
 ゆえに、価値やオリジナルといった面では、希少度が高くなるのも、やむを得ないのかもしれません。

   

貫入と七化け~kannyu to nanabake~

  萩焼の最大の特徴といえば、「萩の七化け」と謳われるほど、色変わりをするということでしょうか。
 もっとも、本来は器そのものの色合いが変わるわけではありません。
 器の表面を覆うように掛けられた釉薬が焼成とともに溶け、温度が冷め固まるとことによってひび割れていきます。
 この「貫入(かんにゅう)」と呼ばれる部分に、茶渋などの色素が溜まり、色が染まったように見えるのです。
 器のお使い始めは、とても乾燥していますので、一気に色が入ることがありますが、その実、年月をかけて、少しずつ濃く、全体に広がっていくのです。
 そんな萩焼の状態を、「器を育てる」と、笑顔でおっしゃられたお客様にお会いしたことがあります。
 なるほどなぁ、そういう風にも言えるのか、と思ったことを覚えております。
 皆様も、萩焼の器を育てて見られてはいかがでしょうか?

TEL 0838-25-2649 8:30~17:00

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